長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

ヒントはやはり現場にあり

 今期から大きく組織を変更し、それにともない会議体も見直しをかけた。これまでは主要な会議には殆ど参加をしていたが、各部門の自立性を高める為に部門会議と、部門長会議には参加せず、経営会議と早朝会のみに参加するようにした。
 それは、それで目的を持った変革であるので問題はないが、現場からの意見や報告を会議において直接聞く機会が無くなった事で雰囲気を掴む事が難しくなったのは事実だ。
 多分、規模の大きい企業ではトップが細かく現場を見る事が出来ない。したがって会議体を機能別につくり上げその報告を受ける事になっていくのだと思う。
 しかし、幾らペーパーと数字を報告されても、雰囲気、感覚という第六感的なものを感じ取る事が出来ない。報告と現場との温度差は、現場へ足を運び確認する事で埋める事が出来るはずだ。
 今回の事をマイナスと捉えるのではなく、現場を回る機会を得たと思えば前向きだ。現場の雰囲気を感じ取り、経営判断を間違えないよう注意することが大切である。
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