長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

金沢城の石垣には『へ〜』がいっぱい


 朝夕はもう幾らか涼しくなり秋の気配を少し感じるようになってきた。
 何時もならバイクの朝トレに出かける時間だが、今日は金沢ロータリークラブの早朝例会に出席する為に集合場所の尾山神社に向けて出発した。
 今回の早朝例会は金沢城公園と兼六園の散策で、金沢市民であるが故に知らない事も少なくないものだ。
 『まいどさん』の案内で尾山神社から、兼六園金沢城公園へと散策した。金沢城公園では『まいどさん』が金沢城について興味深い話を沢山してくださった。
 例えば、兼六園に繋がっている立派な石川門は金沢城の裏門で、正門は過日、整備されたかほく門であることや、金沢城の石垣に掘られたマークは家臣が自らが持ってきた石である事を殿様に示す為にのものであることなど、聞けば聞く程『へ〜』を連発したのであった。

 また、面白いな、と思ったのは石垣の所々に埋め込まれた亀の甲羅のかたちをした六角形の石である。
 江戸の頃は一旦火災が発生すると、手の施しようがなく、大火になった。金沢城も雷で幾度となく燃えているのだそうだ。昔の人は火事が起こらないようにと石垣に水の神様である亀の甲羅を模した石を埋め込んで祈った。
 また、金沢場内には徳川でいう大奥の建物があり、その建物に入るには『切手門』をくぐらなければならなかった。16歳で世の中と手を切って大奥に入り、30才で大奥から手を切って俗世に戻ったという。
 何か、後ろ悲しい感があるが、その門の名前から当時を偲ぶ事が出来る。金沢市民として金沢を知る機会を与えて頂いた事に感謝を申し上げたい。
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