仕事がやり難くなるから叱れない・・・

　私たちの価値判断基準のひとつに正しいか否かがある。損得、好き嫌いが価値判断基準であってはならない。これまでも正しい事を正しく行わず消え去った企業は少なくない。
　私たちの企業でも損益が価値判断基準になり、戦略を見誤ったことも過去にある筈だ。何が正しいか、そして、それを実行する為の正しい手法とは何か、多分その道は多岐にわたるだろう。
　しかし、どの道を通ったとしても行き着く先は同じであるはずだ。
　また、部下を育てる為に必要なことも正しいか否かの価値判断基準だ。
　叱らない上司の下で働く部下は不幸だ。叱るには愛情が無ければ叱れない。叱るという事は部下の未来の姿を明確にイメージ出来ていないからである。
　その場を取り繕うのではなく、将来部下の成長した姿をイメージできれば愛情を持って叱れるはずである。近視眼的にものを見るのではなく、大きく見て判断して欲しい。

↑ポチっと押して頂ければ幸いです