長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

これまでもそうだったから・・・

 ルーチン化された仕事ほど改善され難いものである。特に毎日支障なく業務が流れていれば尚更だ。
 私たちの経営方針の中には『現状を否定し、より優れた製品とサービスを提供する』という一文がある。
 現状否定と聞くとネガティブに感じるかもしれないが、これこそ次へのステップの入口である。
 今やっている仕事はこれで良いのか、さらに良い方法はないのか、を考えて初めて改善の視点となる。これは営業部門、製造部門、管理部門、購買部門すべてに共通だ。
 製造部門では何故その様になっているのかを思考し、もしその履歴が明確でない場合は妥当性を検証すべきだ。
 これまでもそうだったから、これからも同じ結果とは言えない。歴史のある会社ほど仕組みとルールが出来上がり、何故その様になっているのかを考えないまま仕事を続けているケースが少なくない。
 私たちの企業もまさしくそれに当てはまる。経営方針は毎朝唱和する為にあるのではなく、進むべき方向を示し、それを実行する為のものなのである。
にほんブログ村 経営ブログ オーナー社長へ
↑ポチっと押して頂ければ幸いです