長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

ワインの様に熟成する


 毎年、多くの留学生が日本を離れ異国の地へ学びの機会を求めて旅立つ。しかし、一時期より日本からの留学生は非常に少なくなったのだという。
 特に男性の留学生の減少は目に付く。国際ロータリークラブでも毎年多くの留学生にその機会を提供している。
 留学生は自ら留学を志すのではなく、親や知人から勧められて嫌々行く場合が殆どだ。しかし、帰国した学生達が一様に口にするのは『素晴らしい体験だった・・・』『帰るのが嫌だった・・・』『また機会があれば行きたい・・・』など出発するときとは正反対の印象を持っている。
 今日は2011年8月〜2012年7月まで約一年間アメリカニューヨーク州のロチェスターに留学していた学生の帰国報告があった。
 経験した一年間を30分で語りつくすのは難しいが、その報告からはどれだけ素晴らしい体験だったかを推し量ることが出来た。長い人生の中で一年などあっと言う間である。現在、留学に行こうか悩んでいる理由など、実は理由にもならない事は一年の経験が物語るのである。
 報告が終わった時、地区の国際委員会の担当者は留学の素晴らしさは時間が経ってから分かるものだ。特に社会人になってからその価値を認識することが出来るだろうと語った。
 その経験はワインの様に熟成するのである。
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