長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

金沢の消防


 この所、天候が悪い日が続いたが、今日の金沢は青空が広がり、風は冷たかったが久しぶりの晴天だった。今週の日曜日は今年最後の沖縄市民レース(自転車競技)210kmを残すのみだが、このところの悪天候で全く練習が出来ず、毎日ローラー台の上でペダルを回すのが日課だ。
 210kmの距離は半端ではなく、体力面で不安が残るが、頑張るしかない。今できる最大限の事を集中力を切らさず、やり切るしかない。
 さて、今日の金沢ロータリークラブの例会の卓話には金沢消防局の山田弘局長にお越しいただいた。私たちの業界でお世話になっている事もあり、紹介は私がする事になった。今日の演題は『金沢の消防』である。
 消防組織には大きく分けて、非常備消防(消防分団)と常備消防(職業消防)に分かれていることや、加賀鳶の成り立ちは、江戸時代の加賀藩江戸屋敷の大名火消しであり、廃藩置県の後、38名の加賀鳶が金沢に召し寄せられ、217名居た金沢の常備消しと融合し、現在の加賀鳶に昇華したことなど、興味深いお話を頂いた。
 特に印象に残ったのは昨年発生した東日本大震災の活動の話だった。福島第二原発の様子は緊急援助隊に情報として、いち早く伝えられており、何かあった場合は脱出ルートを確保していたことなど、生々しいお話だった。
 現在、金沢では119番の入電から、出動まで約3分の時間で可能なのだそうだ。ここまで、早く出動できるのは高度な機能を持つ指令システムや日頃から厳しい訓練をしている、消防隊員のお陰であることが良く理解できた。
 私たちが、安心して暮らせるのも、陰から私たちの安全を守ってくれる金沢消防があるからである。その地道な活動に敬意を表し、また、私たちが生業として彼らをバックアップ出来る事に誇りを持ちたいと思う。
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