管理ポイントをルーティン化し、強力に実行せよ

　専用設計車両と標準化は実は相対する事ではない。私たちが製造する専用設計車両は地域の特性や消防戦術に合わせてオーダーメイドのスーツの様につくり込む事を一義としている。
　しかし、専用設計をするから標準化できないという事はある意味正しくない。専用設計車両であっても共通化できる部分は沢山ある。専用設計だから仕方がない、という言葉に逃げるのではなく、効率良く消防車両をつくることを目指して欲しい。
　専用設計車両をお客様に提供し続けるためにもこれは必要な事なのである。
　管理面においても、同じ事がいえる。先ずは管理ポイントを定め、ルーティン化することだ。何時、誰が、どの様に行うかを定め、それを実行する事が大切なのだ。
　また、何事も実行できるかがポイントになる。様々な問題点も強力なリーダーシップで前に進めて欲しい。
　日本の政治も私たちの企業も何故か、実行できない病にかかっている様に思えてならない。責任感と強力な実行力のみが問題を解決に導き、歩を前に進める事が出来るのである。

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