私たちはクリエーターである
アレンジャーは、標準化されたパーツを組み合わせ、消防車両を作り上げる。標準化されたパーツは、決まったかたちのものを効率良く生み出すことは出来るが、そこからさらに一歩踏み込んで付加価値を組み込むことが出来ない。
一方では、クリエーターは『無から有を生み出す』かたちの意味を精査し、使い手の立場に立った車両を生み出すことを目的とする。
同じ材料を使っても、そこに知恵と工夫という付加価値を組み込むと全く違うものが生まれる。
これが専用設計の根幹である。私達はアレンジャーを目指しているのでは無い。クリエイターを目指しているのである。
標準化とは、効率よくものをつくるために必須である。私たちにとっての標準化は専用設計の質を高めるためのひとつの手法である。
標準化によって、生み出された時間を専用設計に投入するのだ。その為の標準化であることを、忘れてはならない。
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