専用設計のための標準化

　私たちは、これまで消防車両を専用設計して来た。これは、私たちの不変の価値観であり、地域の特性と消防戦術に合わせて、これからも設計される事は間違いがない。
　しかし、私たちの専用設計には多くのムダが多く含まれており、標準化が可能な部分まで、専用設計に名を借りて、整理、集約をおこたってきた。
　それが、非効率を生んでいる事は明らかであり、これまで製造した専用設計車両を整理、集約すれば製造全体の効率を高める事が出来る。
　その時間を、専用設計に振り向ければ、さらに高度な専用設計車両を生みだす事が出来るのである。
　標準化は何のために行うのか、目的を明確にすることで、さらに専用設計車両の価値を高め、お客様に感動を与えるものづくりを目指して行きたい。