働くとは、人の役に立つこと

　過日、弊社に工場見学にやって来た金沢市内の小学五年生から手紙を頂いた。クラス全員が感想文として書いてくれたものらしい。
　一枚一枚に目を通すととても嬉しい事に、私たちが伝えたかった事が、しっかりと子ども達の心に届いていた。
　私は、子ども達に社会の仕組みは全て繋がっており、私たちの仕事もその中のひとつであること、どれひとつとっても無駄なものはなく、全てが必要である事、そして何より仕事の意義を伝えたかった。
　仕事を通じて社会に貢献するとは、社会の役に立つ事であり、それは人の役に立つ事に等しく、人の役に立つということは、人を幸せにする事にさらに等しい。
　したがって、仕事の意義は人の役に立ち、人を幸せにする事だという事を伝えたかった。多くの感想文には『働くということは人の役に立つ事』という言葉が心に残ったと書かれていた。
　何よりも嬉しく、子ども達の職業観の醸成に少しでも役立てば幸いである。

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