長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

新年おめでとうございます

 皆様、新年おめでとうございます。旧年中は皆様に大変お世話になったこと、心より御礼申し上げます。皆様も健やかな新年をお迎えのことと存じます。
 さて、2012年を振り返ってみますと、激動の年だと言えるのではないかと思います。
 政治の世界ではアメリカのオバマ大統領が二期目の試練を乗越え、アメリカ44大統領として再選され、日本では三年半続いた民主党政権が倒れ自民党が政権を奪取しました。外交では韓国、中国との間に大きな溝が生じ、いまやアジアの安全を脅かす火種となっています。
 また、国内では毎年発生する自然災害が大きな被害をもたらし、私たちの仕事の価値を見直さねばならない時期に来ているといっても過言ではありません。
 日本を始め全世界が大きく変動しています。これらは、私たちに大きく価値観を変えなくてはならない事を示唆し、変化の機会として起こっているように思えてなりません。世の中は大きく変っているのです。
 これら環境の変化に対応できない企業は生き残る事は難しいでしょう。昨日までの、強い企業も、今日も強いとは限りません。大きく、強い企業が生き残るのではなく、自らの存在価値を明確にし、環境の変化に対応できた企業が発展する事ができます。
 私たちも、大きく変化しなければならないタイミングに来ていることは以前から申し上げている通りです。何を、どう変えるのかはすでに示しています。
 後は、全社一丸となり、それを実行する事です。それを実現する為に、先ずは気づきを得る事が必要です。私たちは物事を変える時、どうしても自分達が慣れ親しんでいる考え方や枠組みの中で理解しようとします。自分の理屈に合わせて理解しようとするのです。
 したがって、これまでの自分の考え方や、枠組みと違うものを理解できません。ですから、何かを変えようとすると、今まではそうではなかった、そんな事をしたら、大変な事になる、それは私たちの会社には合わない、となってしまいます。
 今年のキーワードは『気づき』です。先ずは私たちの物事を考える前提や枠組みに気づきましょう。変革はそこから始まります。皆様と共に強い企業を創造していきましょう。本年もよろしくお願い申し上げます。
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