近江町は沢山の人でいっぱい

　金沢市民の台所である近江町は大晦日ともなると、沢山の人でごった返している。
　普段、近江町で買物をしない人たちも、一年に一度、大晦日に近江町にやってくる人は少なくないようだ。
　この所の、しけで冬のズワイガニ漁はあまり良くないらしい。近海ものが少なく、島根辺りのカニが多いようだ。やはり金沢市民としては金沢港沖のカニを食したい。

　近江町でカニと言えば島田水産がとても良いカニを扱っている。悪いものは売らない頑な姿勢は安心して買い求める事ができる。また、お客様にご紹介しても間違いない。利を求める前に信用を売る。これが商売の原点であると思うのである。学ぶべき事が沢山ある。
　その後、友人の酒屋に立ち寄った。大澤酒店は近江町でも沢山の地酒を置いてあることでも有名である。今年の夏は次女が職場体験でお世話になった。
　ご挨拶を申し上げ、能登の西海漁港の丸干し烏賊と能登の地酒宗玄の発泡酒を買い求める。これは発酵中の生酒でこの時期だけ買うことが出来る。栓を開けるときは風呂場で開けてくださいと言われた。
　何かどきどきする。皆様のお陰で今年も暮れようとしている。また、稚拙なブログにお付き合い頂いた皆様にも御礼申し上げたい。