長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

初物・・金沢の冬の味覚、香箱カニ


 金沢の冬の味覚といえばズワイガニである。数年前から金沢港近海で捕れるものを『加能ガニ』と呼ぶようになったが私たちにはズワイガニの方が馴染みが深い。
 金沢では毎朝、魚屋さんが鮮魚を運んできてくれるのだが、魚屋さん曰く、今年は海水温が高いのでカニの身の入りがあまり良くないとの事。
 多分、胸を張って勧められるのは二割ほどだという。近江町に行くとズワイガニが山のように積まれているが買い求める際は注意が必要だろう。
 お馴染みさんになっていると店頭の物ではなく、店の奥から立派なズワイガニが出てくる事も度々である。良い物なら一杯1万5千円はするだろう。
 地元でも庶民の口にはなかなか入らないのがズワイガニなのである。解禁初日には香箱ガニズワイガニのメス)を頂いた。実は、味は香箱ガニの方が濃厚で美味しいと思う。特に内子(卵になる前の卵)は絶品で、負け惜しみではないが私はこれが大好物なのである。
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