長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

凡事徹底

 昨年の箱根駅伝で惨敗を喫した日本体育大学は今年リベンジをするために様々な努力をしたと聞く。
 その中で、先ず大切にした事は当たり前のことを当たり前に行うこと、すなわち凡事徹底だったという。
 朝、決まった時間に起床し、朝食を食べ、身の回りの整理整頓を行い、良い生活習慣を身につけることを大切にした。当然これだけで箱根で勝てるほど甘くは無い事は承知している。
 しかし、この基本が出来ていて初めて、その上に積み上がるものがあると私は信じている。勉強も仕事も全くその点は同質だと思うのだ。
 整理整頓できていないものづくりの現場から良い物は生まれない。整理整頓されていないという事は、非効率と無責任がそこにある事を示しているからだ。
 机の上が散らかっている状態で、勉強の成績は上がらない。何故なら頭の中が整理されていないからである。
 整理整頓という言葉は多分、何百年もの昔から言われ続けられているはずだ。これが身につかないのは凡時を徹底することは人間の本能ではないからだ。
 努力を要する事だからこそ、何度も何度も繰り返し行う必要があるのである。平凡を非凡に努力する事を継続できるかが成長の鍵なのかも知れない。
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