極寒の裸放水
仕事始めの今日は、かほく郡市消防団の出初式が行われた。今日の金沢は朝から小雪が舞い、気温も零度と底冷えのする一日だった。
式典の後は裸放水が披露される。何時ものように河北潟の放水路に、かほく郡市消防団の車両が集結し、下帯姿の分団員が河北潟に向かって一斉放水を行った。
外の気温は1度と凍えるような寒さである。真っ白な水柱が所々覗く青空に吸い込まれるように上がった。暫くすると水柱が赤、青、緑、黄色に変わった。
昔は良く見る事が出来たが、消防車両に食紅で溶いた色水を吸わせる事によって水を着色する事が出来るのである。
久しぶりに見た色水放水はお正月らしくとても綺麗だった。今日は仕事始めの所も少なくなく、分団員の皆さんもそれを押して参加されているのだろう。
陰に隠れて見えない事が多い消防団活動だが、自らの職業を持ちながら活動されている皆さんのお陰で私たちは安心して生活する事が出来る。
今年も安全に活動される事を祈念し、その活動を全力でサポートしていきたいと思う。