ようこそエリオット

　１１時２０分の成田からのフライトで、オーストラリアからの交換留学生のエリオット君がやって来た。
　本年度、金沢ロータリークラブの国際青少年交換員会の委員長を拝命している事から、本日出迎える事になった。
　エリオット君は予定時刻より１５分ほど早く小松空港に降り立った。１０時間のフライトの疲れもものとせず元気いっぱいでの来日である。
　驚いたのはとても日本語が堪能であることだ。これまでの留学生は殆ど日本語を話す事は出来なかったが、エリオット君は日常会話は問題の無いレベルだと感じた。金沢クラブからは辰川会長をはじめ、委員会メンバー、ホストファミリーの皆さんが出迎えに来てくれた。
　荷物を車に積み込み、お腹が空いているか尋ねると機内食は食べなかったとの事、いきなり日本食はかわいそうだと思い、日本食は好きかと尋ねると、これがまた日本通で、金沢で食べられるお好み焼きは、広島風か大阪風か関東風のどちらなのかと聞かれる程であった。
　うどんやおそばも好きという事で今回は食事に苦労する事はないだろうと胸をなでおろしたのである。結局、昼食はイタリアンレストランで食べる事になった。ピザやパスタをシェアして食べたのだが、遠慮する所など気遣いのあるナイスガイである。
　これから一年間日本で頑張って欲しい。きっと日本語がもっと堪能になることだろう。楽しい留学生活が送れる事を祈念している。