長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

山崎蒸留所


 以前にも記した事があるが、ウイスキーの中でもシングルカスクウイスキーはまさしく『何も足さず、何も引かない』ウイスキーである。
 私はウイスキーについてのウンチクは全くなく、またお酒もそんなに飲めるほうではないのだが、あるホテルのバーで出合ったシングルカスクウイスキーに魅了されてしまった。
 通常のウイスキーはビン詰めする際に加水するらしいのだが、シングルカスクウイスキーは全く加水されず、樽から出したそのままを瓶詰めするのである。貯蔵してある樽の位置関係も微妙に味に変化をもたらすそうである。
 今回、誕生日に山崎蒸留所のシングルカスクウイスキーを頂いた。外国産のシングルカスクウイスキーは比較的手に入りやすいが国産のそれは、そうはいかないらしい。
 加水しないそれはアルコール度数も55度を越えるものが殆んどで、芳醇な香りと、強力だが、とろけるような口当たりは一口飲んだだけでその違いを理解することが出来る。
 今回頂いたシングルカスクウイスキーは山崎蒸留所1992年カスクNO.2Q70230ホワイトオークの樽で20年間眠っていたものだ。この日本のものづくりの素晴らしさは、目標を達成した特別な時に頂こうと思う。お心使いに感謝したい。ありがとう。
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