長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

人生のシナリオを描く


 国際ロータリーの交換留学生エリオットも我家に来てはやひと月が過ぎた。オーストラリアで中学時代から学んだ日本語も磨きがかかり、上手になって来たように思う。
 昨日から、彼のオーストラリアの友人二人が来日し、金沢にやって来た。宿泊するはずのホテルの予約が入っていなかったとの事で、急遽我家に泊まる事になった。
 彼らの名前はジャックとパトリックという。類は友を呼ぶという様に、エリオットに雰囲気が良く似ている。二人とも礼儀が正しく、とても陽気だ。また、しっかりと自分の人生の進路を定めている。
 日本の高校三年生でここまで明確に人生のシナリオを描いている子ども達を私は知らない。我家の子ども達にも『将来何になるの?』と尋ねていた。高校を卒業した後、自分の専門分野をさらに深め、将来の為に備える為に大学に行く感覚だ。
 したがって、高校を卒業した時点で将来何なるかを決めておかなければ、どの大学で何を学ぶかが明確にならないのだろう。そういう意味では彼らは大人だ。
 彼らはこれから沖縄へ渡り、その次にフランスで三ヶ月ほど働くそうだ。大学は九月から始まるので、高校を卒業した後の一年間を世界中を旅して見聞を広げている。
 多感な時期に世界を旅し、多くの人たちとふれ合う事は、人間性を豊かにする。彼らが何の疑問も持たず、国際社会で活躍しようとする様は日本人としてうらやましく思うのである。
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