部下を叱れているか・・
今回の東京国際防災展は、私たちに多くの気付きを与えてくれた。細かなトラブルは幾つかあったが、搬入から、ブースの運営、そして搬出までほぼ完璧であった。
これも、統括本部長が指揮を取り、綿密な計画と段取りを行ったからだ。段取りとは即ちイメージ力のことを言う。仕事の全体をイメージする力が仕事を成功に導くのである。
準備の段階から、運営まで部下に的確に指示を出し、間違っている事は、小さな事でも即座に叱り修整する。叱られる事で部下は気づき、成長する。
昨今、部下を叱れない上司が非常に多い。そんな上司の下で仕事をする部下は不幸である。叱られず、気づかず、成長せず、そして、彼らもまた部下を叱らない、いや、叱れないのである。
パワーハラスメントと、叱るという事は全く別の次元の問題だ。部下の成長を願うのなら、小さな事でも叱って欲しい。
エキシビションは市場やお客様に対して、私たちからの提案だが、それを実行する事で、私たちは大きく成長した事に間違いは無いのである。