長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

何を求められているか理解せよ

 私が、社会に出て、最初に上司に言われた言葉がふたつある。それは、今でも私の身にしみついて仕事をする際の基本になっている。
 ひとつは、指示された事は、やった事がなくとも、先ずは『ハイ、やってみます』と答えなさいと言われた。最近、気になるのはやった事がない事や、自信がない事に対して言い訳から入る若者が少なくない事だ。
 ふたつめは、『指示された事の本質』を考えなさい、と言われた。上司が何を求めているのかを考えて行動せよ、という事だと私は思う。
 例えば、『〜の資料を準備して・・』と言われた事に対して、それはありません、と答える様をたまに目にする。
 上司は、そんな答えを求めているのではなく、資料を必要としているのだ。無い・・ではなく、無ければ探して準備する事が正しい。
 ありません、で終われば、それを誰かがやらなければならないという事を想像して欲しい。責任を持って仕事をやり遂げる重要性を教えてくれたのだと思う。
 仕事のスキルだけではなく、仕事に対する姿勢を伝える事も上司の大切な仕事である。
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