長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

義務先行

 今日、頂いたロータリークラブの会報誌に湯浅ガバナーの随筆が寄せられていた。
 それを、読みながらなるほどな、と思ったのである。昨今、私たちの周りでは権利を主張する若者が増えた。それは、自分たちの権利だと、ある意味権利を振りかざしている様に思える節もある。
 反面、権利を主張できるのは自らの義務を果たした場合のみだという事を理解していない様にも見える。
 湯浅ガバナーは、自分の権利があるという事は、他に他人の権利もあることだと語っている。それは至極当然の事であり、相手の権利を尊重するという義務を負っているのである。
 過日も、自らに課せられた責任と義務を果たさず、自分の権利だけを主張し続けた若者を目にした。責任と義務を果たすという視点を持ち合わせていないので、当然議論はかみ合わない。そして、最後は他人が『〜をしてくれない』と不平不満を漏らすのである。
 権利の話をする前に、自らの責任と義務を果たして初めて社会は回り始めることを理解し、誠実に物事に対処すれば必ず道は開けると信じて欲しいのである。
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