長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

新年度のスタート

 今日、5月1日から私たちの新年度56期がスタートした。
 私たちは、今年度、創業80周年を迎える事になる。80年の歴史は一言では言い表す事が出来ない。
 創業者の長野三郎は、長野ポンプを何故創業したのだろう。彼が亡くなってしまった現在、それを知る由もないが、連綿と受け継がれてきたものづくりの哲学から、それを読み解く事が出来る。
 人の命を救う為に、自分の命を懸ける人たちの為に消防車両を製造する。そして、決して出来ないと言ってはならない、という長野イズムから、消防車づくりを通じて、お客様に喜んで頂く事が自分たちの喜びだったのだろうと思う。
 今でこそ、言葉が整理され、きれいなフレーズが並び、企業理念が制定されたが、その本質はものづくりから得られる喜び、すなわち、お客様に喜んで頂く事が原点にある。
 私たちはそれを忘れてはならないのだ。お客様の喜びが私たちの喜びなのだ。
 それを、再確認し80周年を飛躍の年として行かねばならない。
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