長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

ドイツ三日目


 ドイツでは、日本では殆ど見られなくなった見習い制度が残っている。
 これは、すぐにものづくりの現場に入るのではなく、ものづくりに必要な基礎知識を学び、ある程度のレベルに達して初めて現場に入り仕事をする事が出来るのである。
 今日訪問した企業では3年間の見習い期間で、品質とは何か、そしてそれを実現させる為の基礎の加工技術を徹底的に叩き込まれ、その後正式に雇用される。
 それを当たり前のようにやっている事がすごい。顧客に対して、品質を担保することをものづくり企業として、維持する事に仕組みを構築し、それをやりきっているのがドイツ企業の凄さだと思ったのである。
 私たちは、ものづくり企業として品質を担保する事にどれだけの注意を払っているだろうか。考えさせられる一日だった。
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