既成概念を捨てる

　開発は、既成概念との戦いである。エンジニアは、これまでの経験から活路を開くこともできるが、反対に経験が邪魔をすることもあるのだ。
　そう、既成概念である。これまでの経験で、出来る、出来ないを判断しないことだ。その時は、出来なかったのかもしれない。さらに言うなら、その時の考え方ではできなかったとも言えるだろう。
　だから、今回もできないとは限らない。視点を変えてトライしてみることだ。出来ないと決めつけるのではなく、どうすれば出来るかを考え方の中心に据えることだ。
　既成概念は、ある意味考え方の癖だ。感覚は大切にすれば良い。何故なら、直感は問題を解決する、大きなヒントになるからだ。しかし、思い込みは問題を複雑にさせる。
　思い込みで考えず、数字で検証してみてほしい。小さな気づきは、大きな進歩に繋がる。素直に真摯に問題と正対せよ。やれば必ずできると信じよ。