長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

星稜中学校祝辞

 新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。
 さて、皆さんにとって、『夢』とはどのようなものでしょうか。
 夢とは、寝て見るものでしょうか。いいえ、夢とは実現させるものです。その為には、先ずは自分が何をしたいのかを、見つけることから始まります。それが、とてつもないことでも良いのです。他人ができないと言っても良いのです。自分が必ずやり遂げたい思ったことを、見つけてください。
 それが見つかったら、次に期限をつけてください。それで夢が目標に変わります。そして、その実現のために、何時までに、何をしなければならないのかを計画してください。夢の実現のための一年であり、一ヶ月であり、一週間であり、そして今日なのです。
 これで今日が、皆さんの夢につながります。愚直にやり続けることです。成功するか否かは、成功するまでやり続けられるかに掛かっています。
 今日、成功を手にした人たちの共通点は、成功するまでやり続けることができる才能なのです。ほとんどの人が小さな挫折で諦めてしまいます。
 春になると咲く桜は、冬の間に葉を落とし、エネルギーを蓄えます。そして、春が来ると、蓄えた全エネルギーを使って、花を咲かせます。桜は、すべての仲間の花が開くまで、散りません。
 今日これから、一緒に時を過ごす仲間を大切にしてください。ここに集う仲間は皆さんの財産になります。
 進んで人をサポートし、人を助け、社会の役に立ち、稲置学園の建学の精神『誠実にして、社会に役立つ人間の育成』を具現化する人材として活躍してくださることを祈念しています。
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