長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

ゼロ戦のDNA

 11月11日、三菱重工業と日本の夢を乗せたMRJが初フライトで大空に飛び立った。
 日本の航空機産業は、戦後、名機と呼ばれたYS11を最後に、日本の空から姿を消していた。今回のMRJは、三菱重工業の夢であると同時に、私たち日本人の夢を乗せて離陸した。
 三菱重工業と言えば、大東亜戦争の初期に、それこそ連合国軍のパイロットにゼロファイターとして恐れられた零式戦闘機を製造した企業だ。
 ボルトの一本一本まで、究極に軽量化され、強力なエンジンと、その火器は当時の戦闘機の水準を凌駕していた。ある意味、MRJは、そのDNAを受け継いでいると言っても良いだろう。
 しかし、一度絶えてしまった、航空機製造のノウハウを取り戻すことはとても大変な事だったと聞く。
 MRJは私たちの夢を乗せて離陸した。
 くしくも、11月11日は、私たちにとっても、新たな挑戦のスタートの日となった。日本の夢を乗せたMRJと、私たちの夢を乗せた消防車両は、何か因縁めいたものを感じるが、それはあくまでも私の勝手な思いである。
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