長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

子供たちの未来を信じる

 昔の話をしても、何の解決になるわけではない。しかし、私たちが子供の頃は、今と比べると、自然と共に生きてきたと感じる。
 子供の頃は、四季を匂いで捉えていた。春は、木々の芽吹きと共に土の匂いを感じ、夏は、ムッとした空気の中に青臭い匂いを感じた。秋は、収穫したお米のわらの匂いが何とも言えず心地よく感じた。冬は、鉛色の空と、真っ赤に焼けた、石炭ストーブの燃える匂いで今年も一年が過ぎるな、と思ったものだ。
 遊びといえば、真っ暗になるまで仲間と一緒に自転車で走り回り、ザリガニやカブトムシを取った。自然は、多くの遊び場を、子供たちに提供してくれた。
 自然に与えられた、様々な機会は、今では親が与えなければ、そのような環境を手にすることは難しい。
 自然やその中で遊んだ仲間との間から学んだことは、計り知れない。今の子供たちには、大人がその機会を与えるしかないのだろうか。
 無駄な時間と映るかもしれないが、子供たちの未来を信じ、機会を与え続け、それがいつかは、子供たちの未来に繋がると信じたい。
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