カスクウイスキー駒ヶ岳
シングルカスクウイスキーは、本当の意味で『何も足さない、何も引かない』ウイスキーだ。普通、私たちが口にするそれは、加水をしてアルコール度を調節している。
普通、アルコール度は45%前後だが、シングルカスクウイスキーは、一つの樽からそのまま瓶詰めされたもので、そのアルコール度は55%を超えるものが多い。
私が、以前手にしたシングルカスクウイスキーは1989年に樽に仕込まれたもので、なんと23年ものである。
また、この瓶の形は、今のものとは異なり、非常に珍しいものなのだそうだ。それを知らずにガブガブ飲んでしまい、後2ミリを残すのみとなってしまったのである。
まあ、飲んでなんぼのものだが、やはり勿体無かったかな、と若干後悔している今日この頃である。
しかし、シングルカスクウイスキーの口当たりの良さは、別物だということを記しておきたい。
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