長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

困難は成長の機会


 先日のかがのとイブニングで紹介された、難燃性GFRP(ガラス繊維強化プラスチック)製消防車両は、ALPAS(アルミパネルシステム)製消防車両の開発完成直後に開発に着手した。
 社内では、ALPASの開発が終わったばかりで、これからブラッシュアップしなければならないのに、また時間とマンパワーを掛けてやるのか、というある意味批判的な空気があったことは事実だ。
 しかし、経営は今を見据えてやるものではなく、三手先をイメージし行うものと私は信じている。ALPASのブラッシュアップは、走りながらやればよい。ともかく困難は成長の機会なのだ。買ってでもやるという気概が必要だ。
 結果として、定められた期限内に開発を終えることが出来たのも、やると決めたからだ。出来たらやろうという考えや、とりあえずという言葉には未来はない。
 難燃性GFRP車両の開発は、私たちのものづくりを大きく変化させる大きなきっかけとなった。この技術は、日本の消防戦術を大きく変えることになるだろう。
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