長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

手間と効率

 料理は、ひと手間かけるだけで全く違うものになる。そう、プロの料理人と素人の違いはひと手間のかけ方なのだ。
 それは、面倒だからやらないというのではなく、ひと手間をかける意義を知識として知っているのだ。
 ひと手間を惜しまない、ということは、美味しく料理をつくり、それを食べたひとの喜んだ顔が見たい、喜んで美味しく食べてほしい、ということの裏返しなのだ。
 手間は、文字通り時間のかかることだ。ものをつくると考えれば効率は落ちる。
 私たちは、専用設計で消防車両を製造する企業だ。右から左のライン生産では実現できない作り込みを行うことができる。
 それは、使い手の都合を優先することで、有事の際の一分一秒を確実に有効なものとするためである。
 消防車づくりのひと手間は、ひとの命に関わることを私たちは知っているのである。
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