良い生活習慣が子供を育む

　良い生活習慣を持っている人間は、間違いなく伸び代が多いと確信している。
　生活習慣とは特別な事では無く、しっかり挨拶をする、ごみが落ちていれば拾う、整理整頓をする、困っている人がいれば声をかける、取り組んだことは出来るまで諦めない、など高度な教育を受けなくてもできる事なのだ。
　そして、それを育むものは、家庭で身につけた生活習慣である。親が口やかましくいっている事は、子供たちにとっては雑音の様に聞こえるのかも知れないが、彼らの将来を大きく左右することは間違いない。
　躾は身体が美しいと書く。その通りだ。正しい事を正しく行い、相手の立場と自分の立場を入れ替えて考えられる。　これだけでコミュニケーションは円滑に進む。
　北海道で起きた子供の置去り事件は、様々な反響を呼んだが、その本質は親が置き去りにした事では無く、置き去りにしなくてはならない理由は何だったのか、そこに何があったのかだと思う。
　小学生の言葉などは、全体像がつかめないから分からないが、お父さんを許すと言う前に、迷惑をかけてごめんなさい、が正しいと私は思う。

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