長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

ポケモンGOとSoil(ソイル)

 日本でも配信されたスマホゲーム『ポケモンGO』は社会現象になっている。
 私自身は、ゲームと言えばインベーダーゲーム世代で、昨今のゲーム事情はまったく持って疎いと言わざるをえない。今回の現象を冷静に捉えてみれば、素直にすごい事だと思う。
 ポケモンが公開されたのが1996年のゲームボーイだと聞くと一昔も前のゲームだと言える。それを切り口を変えただけで、ここまで爆発的にヒットするなど、昨今の足の速いゲーム事情から考えると大成功だと言えるだろう。
 私の先輩に左官を生業にしている石動氏がいらっしゃるが、彼も左官という伝統技術の切り口を変え、瞬間的に吸湿する珪藻土の特長を生かし、Soilというブランドを立ち上げた。珪藻土でつくられる、バスマットやコースター等の生活用品は、爆発的にヒットし一世を風靡した。
 これも、左官の技術の切り口を変え、ブランディングを行い大成功した事例だろう。
 ものの見方は一方向から見ていると凝り固まってしまうものだ。ちょっとした視点の移動で、全く違う世界が広がるのがものづくりの楽しさなのかもしれない。
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