まだ早い???
子育ての究極の着地地点は子供たちの自立だ。
自ら考え、行動し社会の役に立つ人間に成長して欲しいと願う。
その為には、今をどうするかではなく、未来の姿をイメージし、それを実現する為には、今何をすべきかを考えなければならない。
まさしく、企業でも全く同じなのだ。上司の仕事は、部下を育てる事に尽きるのだ。
一見、物分かりが良く、面倒見の良い上司は、部下にとっては良い上司かもしれないが、部下の成長を阻害している要因になっている事に気づかない。
その行動は、勘違いを生み、その場はおさまるが、結果、全く頓珍漢な状態に陥る。
それを助長する典型的な言葉が『まだ早いから。。』だ。ある意味でそれは責任の回避だ。上司として、失敗する事を避けるのではなく、部下が成長する為には、失敗も成長の機会と考えられるかが大切なのだ。
早いなどいう事は、基本的にはない。やらせてみよう。必ず、やったことは成長というかたちで必ず戻ってくるのである。