長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

難しいと言われる程・・・

 『それは難しいでしょ・・』と言われた時、じゃあ、やってやろうじゃないかと思った二十代の頃、根拠などない自信があったように思う。
 当時の仕事は、生産技術だ。開発された製品をどのように製造するか、そして、それをどのように人の手ではなく機械で行うかを求められた。
 人の手でできない事は基本的に機械化は難しい。毎日作業員の作業を眺め考えた。寝る時は、枕元にメモとペンを置いていた。夢か現実化分からないが、思い立ったらメモをした。
 そこまで考えると、神様は助けてくれるらしい。ある時、名案が浮かんだ。それを手書きの図面に落とし込み、現場に持ち込んだ。
 すんなり行くはずもなく、失敗の連続だったが、最終的にそれは完成したのである。人の手で行えば、一個加工するのに2分以上かかったが、その自動機を使えば、数十秒で加工は完了した。
 現場に持ち込んだとき、『へ〜、本当にできたんだ』と言わたとき初めて実感がわいた。そんな仕事の面白さを体験して欲しい。
 いま、社内は少しずつ変わり始めている。仕事の環境は、誰かが整備してくれるのではない。自分自身が能動的に動けば必ず達成できる事ばかりだ。
 自ら反省する事も少なくないが、やり遂げると言う強い意志だけは不変でありたい。
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