長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

新年式挨拶

 皆さんあけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
 皆さんは、良い年をお迎えになったのではないかと存じます。
 さて、今年は酉年です。酉年には取り込むという意味があるそうです。そこから、運気を取り込み、お客様を取り込み、商売繁盛に繋がると考えられてきました。そして、鳥は、羽ばたく、飛躍するという意味も持ちます。そんな年にあやかっていければと思います。
 一年という物理的な時間はすべての人に平等です。これを時計の時間といい、地球の自転を元に定められたもので、何時どこにいても同じようにすすみます。
 一方で、心の時間は私たちが体感しているもので人によって進み方が全く違います。楽しいことは、あっという間に過ぎ去りますが、辛いことや緊張する場面ではとても長く感じる事があります。
 歳をとればとるほどこの心の時間が過ぎるのが早いのは何故なのかわかりませんが、本当に一年が経つのが早いと感じます。私は今年五十五歳になりますが、人生を八十年とすれば、残された日数は、9125日になります。季節で言えば夏を25回です。多分、これからの心の時間はもっと早く過ぎ去るでしょう。一日一日を大切に生きていきたいと思います。
 さて、年初は、原点に戻る機会です。私たちの価値を再認識しましょう。
 私たちの価値とは、株価や資産ではなく、さらに、製品の性能でもありません。私たちが何者であり、拠ってたつものは何か、そして社会に対してどのような役割を果たせるかが私たちの価値なのです。
 人の命を救うために自分の命をかける人たちのために、価値ある仕事をしていきましょう。
 そして、今年は厳しさの中に寛容さを持ちすべての人に接していきましょう。愚痴、批判、噂話で盛り上がっても明るい未来は決してやってきません。
 私たちは、私たちの自身の言葉にふさわしい人生を歩まねばなりません。
 未来をイメージし、それを実現するために建設的な意見を戦わせましょう。
 今年が皆さんにとっても会社にとっても希望に溢れる一年でありますよう祈念して年頭の挨拶と致します。
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