長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

お客様が何をいおうと。。

 私たちにはものづくりの指針になっている哲学がある。『人の命を救うために自分の命を懸ける人たちのために』ものづくりをすることである。
 私たちは、どの様につくれば使いやすいか、効率が良いかをこれまでの経験の蓄積から知っている。そして、価値判断基準は常に使い手の立場に立つという事なのだ。
 ある意味で、お客様がこれでいいですと言われても、私たちが納得できないものはそれで良いはずがないのだ。お客様が良いと言ったから、というのは判断基準にならない。それは私たちの価値観ではない。
 もしそれが価値観になったとしたら、ものづくりは妥協の産物となりボディブローのように私たちの信用を破壊してしまう。
 ものづくりの現場の長は、何が何でもそれを守り抜く気概と情熱を持って欲しい。
 現状に甘んじてはならない。プライドは自分を守るものでは無く、価値観を守る事にかけるのだ。そして、それをやり遂げることで初めてそれは自分のものになるのである。
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