長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

何故それをするのか

 『船を作るなら、木材の切り方や鉋のかけ方を教える前に、海への情熱を伝えよ』と言ったのは、フランスの作家、サン・デグジュぺリである。
 これは、何故それをするのか、という物事の意義を知る事が大切だと言っている。私たちは、消防車両をどうつくるかの前に、何故つくるかという事を十分に理解する必要があるのだ。
 この春に、二人の新入社員を迎えることになる。研修のプログラムを計画する以前に、その根幹をしっかりと伝えることが、研修プログラムに繋がりを生み、高い効果を上げることができる。
 私たちの会社の使命と責任は何か、なぜこの会社は存在するのか。その情熱を伝えることが全ての始まりだ。
 さて、世の中では、受験の時期が終わり、志望校へ入る事が出来た人もそうでない人もいるだろう。
 勉強が目的ではない。勉強はあくまでも将来自分がやりたいと思う事を支える基礎の部分だ。勉強だけではなく、頑張ってやり遂げる経験が強い意志を生む。
 やっている事に無駄は無く、全ては必要な事。だからこそ、自分でやるのだ。小さなことも自分で考え、判断することが自分の未来を切り開く力となる。
 これから始めるか、否か。この小さな差が将来大きな差となる。
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