長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

コアの技術とは・・

 80年に渡る私たちの消防車づくりは様々なノウハウを積み上げてきた。
 しかし、それが全てこれから先も必要か否かは、次代と共に大きく変遷していくはずだ。私たちの企業のコアの技術とは何なのか。今一度それを整理するタイミングに来ている。
 長年培ってきた、スチームフレームで消防車両を製造する技術は、ALPASスーパーストラクチャーの導入で、不必要な技術とに選別され始めている。
 消防車両を構成するマテリアルが大切なのではなく、その材料を使って消防車両を計画する技術そのものが重要なのだ。時代と共にマテリアルやそれを構成する技術は変化していく。
 私たちのコアの技術とは何なのか。
 流体機器の技術、そして、消防車そのものを計画する技術だ。どの様な材料でつくるかは大きな問題ではないのだ。
 新たな中期経営計画を打ち出した今がそのタイミングだ。コアの技術を整理し、これからの時代に向けてブラッシュアップして行こう。
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