長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

波紋

 私たちが前期に、本格的に市場に投入したALPASスーパーストラクチャー製消防車両は、消防車の市場に少なからずと影響を及ぼした。
 小さな波紋は、今大きく広がりつつある。この超軽量化技術により、今までできなかったことが出来るようになった。そのひとつが、小型消防車(CD−1型)に1500リットルの積載水を搭載する事が出来るようになったことだ。
 消火水のランニングコストが水だけであり、特殊消火装置の様に高価なランニングコストを抑えることができる。さらに小型消防車である事で、火点直近まで進入出来ることがホース延長本数を抑制し、隊員の疲労を少なく抑えることに繋がるのだ。
 実際に運用を始めたお客様からは、これまで進入できなかった狭合地に入っていけることは隊員の疲労軽減による安全確保に繋がり、その意義は大きく、さらに放水までの時間短縮は火災の抑制に大きな効果があると仰って頂いた。
 日本の消防車両の在り方に投じた小さな波紋は、確実に広がりつつあるのだ。
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