タイ三日目
チェスとの打ち合わも、私たちの準備不足が露呈したかたちだ。部分だけを修正するから全体から見たときに複雑な構造体となってしまう。
正解はなくベストもない。よりベターな手法を考えれば良い。私たちは、まだ経験の浅いエンジニアだった時、上司から木を見て森を見ずではいけないと言われたことを思い出す。
全体を見て部分を決定していくことが正しい。構造体はシンプルに明確にだ。
チェスのエンジニアとのディスカッションは若いエンジニアにとって良い経験になったはずだ。しかし、驚くほどタイのGFRP技術は進歩している。
今回は、新しいファイバーを用いたGFRPでテストを行いその技術を検証して行きたいと思う。これから私たちのパートナーシップを深め、お互いに成長していきたい。
ミーティングの後チェス社、社長の趣味のオールドカーのトローリーバスに乗って、バンコック市内を回ってくれた。古いふるい車両なのでエアコンがない。
35度を超えるタイでエアコンなしで車に乗ることを想像して見てほしい。身体中汗だくになったのは言うまでもない。
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