長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

日本の消防車2018


 日本の消防車は一年に一度発刊される、消防車専門の雑誌だ。日本の消防車2018は7月10日に発売された。
 今回、私たちが日本で初めて実用化した、1500リットル水槽付き小型消防車(CDー1型)が6ページに渡り紹介されている。
 よく取材したな、と思うほどコンセプトを始め苦労した部分が上手に書かれている。当初は、1500リットル水槽を1300リットルと200リットル補助タンクの二系統に分けて計画していた。しかし、お客様は頑として一体型の1500リットル水槽を要求してきた。
 これをいかにして実現するか脳みそが捻れるほど考えた。物理的容積の問題、許容軸重の問題など解決すべき項目が山積していた。技術の答えは『できない・・』だった。
 しかし、物理的にできないこと以外は必ずできるという信念を貫き、日本初の1500リットル水槽付きCD-1を完成させたのである。
 この車両は、消防戦術を変える大きな可能性を持ち、初期消火に威力を発揮することで、消防士の安全を守り、市民の安心と安全を守ってくれると期待したい。
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