長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

山にまで・・・

 昨今、日本を訪れる海外からの旅行者がとても増えたように思う。
 北陸新幹線が東京から繋がった金沢でも、多くの外国人観光客を見かけるようになった。東の茶屋街をはじめとした、三茶屋街も多くの観光客で賑わっている。
 ここ二、三年感じることは、外国人観光客が日本アルプスにも多く訪れるようになったことだ。特に北アルプスは人気なのか、欧米の登山者に出会う。
 それに次いで多く出会うのはアジア系の登山者だ。今回の槍ヶ岳登山でも、韓国人、中国人の登山者が目についた。
 彼らが日本アルプスを訪れることは、歓迎すべきことだが、もう少しマナーの向上をお願いしたい。特に山小屋は、少ない資源を多くの登山者で分け合い、お互いに気持ちよく山小屋を使用するために、少しでも綺麗に使うことが私たちの常識だ。
 しかし、彼らのマナーはあまりにも悪い。トイレのスリッパは並べられず散乱している。洗面所は水浸しだ。さらに、夜は消灯後も大きな声で話している。
 また、槍ヶ岳に登ってはならないレベルだと思われる登山者が動けなくなっていたし、また道を塞いで譲らない。
 ともかく、酷いレベルだ。全てがそうだとは言わないが、全般的に言われていることが山でも踏襲されているのは残念だ。
 山はある意味で多くの気づきを与えてくれる。自然の中で私たちは生かされている。彼らも、日本アルプスで様々なことに気づきを得てくれるよう期待したい。
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