ものをつくる『ひと』をつくる

　『ものづくりは思いやり』だと常々思う。
　消防車両が、どう使われるのだろうと考える。使いやすく、が一分一秒を大切にすることに繋がり、それが人の命を救う事に繋がる。
　だから、こうつくろう！と考えることは思いやりを持つ事に等しい。
　ものづくりに答えなどない。同じ目的を実現させるには様々な道があるからだ。目的を実現させるために、先ずは使いやすく、そしてコストととのバランスを最大化させることが大切だ。
　手法から入ってはならない、何故そうするのか、それを考えの中心に置くのだ。
　技術を磨くことはエンジニアとして大切だ。しかし、もっと大切なのはものづくりと思いやりと同じベクトルにあることだ。
　ものをつくる『ひと』をつくる、それがものづくりの原点である。

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