長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

情熱は不可能を可能にする

 青年の情熱は時には不可能を可能にするエネルギーを持つ。
 Bjリーグ金沢武士団(カナザワサムライズ)の中野社長は、無謀と思えるほどの夢を若者のパワーで実現させてきた。
 1958年、中野氏は新潟県小地谷市で家紋屋の長男として生まれた。父親から『これからは着物の時代じゃなくなる。家業は長女に継がせるから、後は自分でやれ』と言われた。
 学生の頃からバスケットボールが大好きだった。また、ボランティア活動にも熱心に取り組んだ。
 1996年小地谷青年会議所の理事長に就任し、スポーツを通じてまちを元気にしたいとアメリカのNBAのチームを呼ぶという前代未聞のイベントを実行する。
 小さな町で、1枚1万円のチケット6000枚を売りさばくのは並大抵の事ではなかった。実際この事業は二年連続で実行され、大きな話題を呼んだのである。
 今から見れば無謀とも思える行動力が不可能を可能にして来た。
 歳を取り、物分りが良くなった事を常識的といい、挑戦をしなくなる事を慎重だと言う。
 これまでも、そしてこれからも失敗を良しとしないのならばこの世に若者はいらない。
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