明るい時に見えないものがある
世の中には『明るい時に見えないもの』が沢山ある。
月や星は昼間には見えない。周りが暗くなった時輝きを増す。
蛍の光、花火も暗いところではとても綺麗だが、明るいところではあの輝きを見る事は出来ない。
企業の業績も明るい時(良い時)は問題点が見えにくい。私たちは暗くなって初めて目に見えにくいものを見ようと努力するのだ。そこでの気づきは大きな意味を持つ事が多い。また、目に見えないものを見ようとせず放置すれば企業の存続すら揺るがすことになる場合もある。
明るい時には目に見えにくい問題点に十分に注意を払う事が必要なのである。
以前、JC(青年会議所)の大先輩であり、建設会社社長から『苦進楽慎』という言葉を頂いた事がある。
『苦しい時には歯を食いしばって進め、そして楽な時は良く考え十分に慎め』という意味である。前に進むということは波風が立つという事である。
目に見えにくいものをあぶり出し、波風を立ててそれを解決していく事も私の仕事のひとつだと信じている。
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