新年おめでとうございます

　新年おめでとうございます。旧年中は皆様から公私ともにお世話になりましたこと、心より御礼申し上げます。
　年頭に昨年を振り返りますと、網の目のような人の繋がりから多くの機会を得ることができた一年でした。何かを実現したいと心に決め、愚直に努力すればその実現に必要な人の繋がりが浮かび上がります。
　ひとつの網の目が、それだけで網の目ではなく、他の網の目と係わりあって、網という役割を果たすように、そしてひとつの網の目は、他の網の目が成り立つ為に役立つよう。人知が及ばぬ所で緻密に計算されたように、人との出会いが設定されていると感じてなりません。
　さて、私たちは昨年一年を振り返り、何を確認する必要があるのでしょうか。それは、昨年の念頭に確認した、私たちの創業の理念に沿った事業を行うことができたかということです。
　全ての事業には、創業の動機があります。何故それをするのか、私たちの存在意義は何なのか、これは大義なのです。私たちは常にこれらを問う必要があると考えています。
　大義とは、数値的な目標とは対局をなす抽象度の高いものですが、普遍的に誰もがその通りだと納得ができるもので無くてはなりません。
　全社員のベクトルを合わせ、私たちの大義を常に考え方の中心に据え今年一年を全力で取り組んで参りたいと思います。
　本年もよろしくお願い申しあげます。