長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

滝壺を覗く


 百四丈の滝は白山山系の奥深くに位置し、冬の間はそのしぶきが凍り、氷の滝つぼが現れる。
 その高さは最大10m以上にもなり、それこそ巨大な氷の壺だ。自然は偉大だ。以前にも記したがその造形は正しく神の技といっても過言ではないだろう。
 滝には美女坂の頭からしばらく行った雪庇の脇からアプローチする。前回は、雪面がクラストし、カチンカチンになっていたが、一週間後はその様相は一変していた。
 あっという間に春が来たのである。
 滝の氷壺に登り、底を覗くが真っ暗で何も見ることは出来なかった。そこにあるものは、大自然が創り上げた奇跡とも言える雄大な造形であり、それを間近に見る事ができる幸運を噛み締めたのである。
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