長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

コップ一杯の水


 蛇口をひねれば水もお湯も何も不自由なく出てくる。
 私たちの生活はある意味で当たり前が前提で成り立っている。そしてそれが現実で無くなった時、初めて当たり前ではなかったことに気づく。
 雪山に出かけると、雪山の当たり前がある。水として存在するものは周りには全くない。持参したわずかな水を使い雪を融かし水をつくる。
 当然、電気などない。ヘッドランプのわずかな光で調理し食事をつくる。食べ残せば残飯になるから食事は全てきれいに食べる。食事をした後の食器はコップにわずかな水を使って洗う。洗剤など使えるはずもない。
 それが雪山の当たり前だ。
 そんな環境に置かれると私たちが当たり前だと思っている事は実は当たり前ではない事に気づく。当たり前は多くの人の努力により成り立っているのだ。
 私たちは多くの繋がりの中で生きている。感謝・・・・
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