長野幸浩の日記『We Believe』

思いついたことを気楽に

人生は思ったほど長くない

 長かったゴールデンウィークも今日が最終日だ。FBを見ているとキスリングを担いで山に登った投稿があった。
 今から43年前、中学一年生で登山を始めた。初めて登った2000m級の山は白山だった。ザックはキスリング、登山靴はキャラバンシューズ、ニッカボッカのズボンにアルペン帽をかぶってネルシャツのいでたちだった。
 硬いキスリングが肩に食い込み痛くて仕方がなかった。身体が小さかったから、後ろから見たらリュックが歩いて行くみたいだった、と亡くなった祖母が言っていた。
 ボーイスカウトの時、白山に登り軽い高山病になった仲間を交代で背負って別当出合まで担いでおろした。親が迎えに来ていたが、下山した途端ケロッとしていて笑えなかったことを思い出す。
 こんな記憶はしっかり残っているが、昨今は昨日の記憶が曖昧になってきた。歳を取ったと思う。体力が落ちるのは歳のせいでは無い。健康管理と努力の不足だと思う様にしている。
 人生は思ったほど長く無い。しかし、同じ時間でも若い頃より密度の濃いそれを過ごすことが出来ると思う。上手に生きられる様になるからだろう。
 やることはまだまだ山ほどある。明日からは実質の新年度のスタートだ。頭を整理し望もう。人生は思ったより長く無いが、その分上手に生きよう。人生を語るにはまだ早いのである。
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