薬師沢の行者ニンニク
まだ有峰林道が開通していない為、折立の登山口までは山小屋関係者の車での送迎だ。
折立登山口からしばらくは全く雪はない。三角点ベンチのちょっと手前に残雪が残っている程度だが、シュルンドになっているので良く見て歩かないと腰まで踏み抜くことになる。
確実に歩を進め3時間で太郎小屋に到着する。今日は、太郎平小屋のプレオープンにご招待頂いた。4月の連休にここを訪れた時、ご一緒した山岳会のメンバーから薬師沢の行者ニンニクの美味しさを延々と聞かされた。
小屋のプレオープンで振舞われると聞き、これは来るしかないと思いやってきた次第だ。
行者ニンニクはこの時期にしか取ることが出来ず、小屋の主人の一樹さんが薬師沢の本流を胸まで水に浸かって渡渉して命がけで取って来てくれるものだ。
一度、北海道で食べた事があったがこんなに太く味が濃いものは見たことがない。さらに宴会は一樹さんが薬師沢で釣って来てくれたイワナの骨酒をみんなで回し飲みしながら大盛り上がりだ。
さて明日はみんなで薬師岳を登る予定だ。お酒はそこそこに眠るとしよう。
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